新しいプロジェクトをご紹介します!
佐野市赤見町 自然豊かな環境にあり、
ご夫婦+子供のための高台に建つ平屋の住まいです。
このプロジェクトは 足利市 名草の家 の内覧会から
スタートしました。
自然に囲まれた傾斜の高台に建つロケーションや
自然素材・平屋・薪ストーブなど理想とする住まいのイメージに
とても近いということで、土地探しから依頼を受けました。
はじめは土地の条件をリスト化し、付き合いのある不動産業者さん数社に
土地探しをお願いしましたが、売地として市場に出ているものは住宅地ばかりで
理想とするのどかな暮らしが望める物件はみつかりませんでした。
そこで、売地ではなく理想とする高台の更地を探してもらい、
気に入ったら所有者を調べて売買の交渉をする方法に切り替えました。
(売地として出ていなくても、売っても良いと思っている潜在的な売地は
意外に多いことをここ数年で学びました。)
赤見地区に強い不動産業者さんに依頼したところ、3物件の候補地を提案され、
そのうちの1件がとても良いロケーションでお施主様も事務所もすぐに気に入り、
交渉の結果、とても良い条件で購入することができ、計画がスタートしました。
(別物件でも同じ方法で人気の高いエリアの敷地を購入することができ、
設計が進んでいます)
![](https://ono-archi.jp/wp-content/uploads/2020/08/2020_0608-3-300x167.jpg)
自然に帰る素材を使いたい!
お施主様からの要望です。
その要望がプロジェクトの骨格となり、プランニングが進みました。
リスクを恐れず!外部木製建具、モルタル塗・杉板張の外壁、
薪ストーブなど、機械に頼りすぎない手作り感のある住まいを目指しました。
前庭にはぶどう棚があり、キッチン床下には、ワインの貯蔵庫があります。
玄関・土間・LDKと続く空間に薪ストーブがあり、南東の木製コーナー窓からは
デッキテラス越しに緩やかな傾斜地が遠景まで望めるようになっています。
先日、地鎮祭を行い11月の完成を目指します。
空気の張り詰めた冬の朝、
山並みをバックに煙突から出る煙を遠くから見上げて
お施主様に会いに行くことをイメージしながら、
工事監理を丁寧に進めて行きます。